またしても、週明け1発目の講義が休講。
 遅刻しないように家を出てわざわざ歩いて行ってやってるのに、どういうこった。
(注:こっから下、人格変わってます。)
すぐに家に戻るのもなんだかシャクなので、生協を彷徨(うろつ)くことにした。
 文庫本のコーナーを眺めていたら(ホントに本好きだな、あたし)、ある本が目に留まった。
TUGUMI(つぐみ)。
あたしと歳の近い人は少なからず耳にした覚えがあるだろ。
 そう、センター試験の国語の問題に使われたヤツだ。
 思わず買っちまったよ。
 ついでにスーパーにも寄って、CHOICE(チョイス:クッキーだ)を買った。
 万全の読書体制で家に帰ったよ(もちろんコーヒーもたっぷり沸かしてな)。
今現在午後の1:55だが、この調子だと4コマは出ないだろうな。
 ちょうど半分読み終えたところだ。
 この流れを壊したくない。
と言いつつも、こうやって日記を書いているのには理由がある。
 実は「TUGUMI」の表紙を見たときに、なにやら懐かしい感じがしたんだ。
 いわゆる既視感(デジャブ)かな、とも思ったが。
そうじゃねぇよ。
 あたしは、昔(つっても去年か一昨年の話だけどな)「TUGUMI」を確かに買ってるんだよ。
 古本屋で見かけて、ハードカバーだったけど。
 今日みたいに「あ、これセンターのやつじゃん。いっぺん読んでみるかな」ってね。
文庫本を手にしたときは気づかなかったんだ。
 実際、今のあたしのアパートには持ってこなかったしな。
 それが、たった一言の台詞、ほんの10文字の言葉で思いだしたんだよ。
 同時にそれは、センター試験の出題部分だったよ(多分な)。
「おまえを好きになった」[※1]
なんつーか、“ゾクッ”っときたね。
 ホント、漫画のワンシーンみたいにさ、頭のこの辺(ん~。あえて言えば左後頭部か?)に回想シーンが浮かんでるみたいなんだ。
 って、あんま恥ずかしいこと言わせるなよ。
 あたしは根っからのロマンチスト(非現実主義者・女々しいヤツ・女の腐ったヤツみたいとも言う)なんだから。
まあいいさ。
 唯一の救いは、結末を覚えていないってことだ。
 こんなどうでもいいことはしっかりと覚えていた(思い出した)のに。
 人間って変なイキモノだよな。
(以下、通常モード)
まったく、真っ昼間っから長ったらしい事書いちゃったね。
 読んでくれた方、お疲れさん。
「つぐみ」はこういう話し方をします。
[※1]問5
 棒線部(5)について、このときの「つぐみ」の心情としてもっとも当てはまるものを次の4つの選択肢から選べ。
 こんな問題あったよな?


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