今年を振り返る

明日の大晦日は夜警なので、日記は書けないだろうから、今のウチに振り返ってみる。

まずやっぱり、新しいバイトを始めたってのは大きい。その裏には塾講を辞めるって決断があったわけだけど。自分の意志と偶然とが重なって、結果としては良い方向に転がったと思う。

自分の知識や技術が充分通用するってことが分かった。その反面、まだまだ知らないことが多いってことも分かった。もっと色んなことにチャレンジしてみよう。してみたい。そう思える。

そしてまた奇妙なことで、まだ「先生」と呼ばれている。新しいバイト先が塾での仕事を容認してくれた。これは非常にラッキーだったと思う。

おかげで、最後までけんぴーの授業を担当できた。彼は12/24をもって、塾を卒業した。完全に自己満足ではあるけれど、その日まで講師でいれたことで、ある種の責任を果たせたかなと思う。彼に対しても、彼に関わった全ての講師に対しても。入塾から退塾までの四年間を、俺だけは見届けることができた。

あと一人。責任を果たさなければいけない生徒。言うまでもなく、ちぃ。俺の塾講師としての一年は、コイツと共にあったし、コイツのためにあったと言っても過言ではない。辞めようと思ったとき。後を託そうと思ったとき。一番の心残りは、間違いなくコイツで。コイツが居たから、俺は戻ってきたわけで。コイツが居たからこそ、俺は戻れたわけで。

や、実際そうなんよ。あのネクタイがあったから、マイマザーも条件付きで塾に戻る事を了承したわけで。ホント、感謝なんだ。

今年最後の授業は12/28だった。そしてコイツの数学の授業は、あと三回になった。多分、あっという間に最後を迎える。

やっと終わる。終わりに出来る。

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