眩しくない朝

補修工事が始まったので、家の周囲に足場が組まれてます。

明日からまた講習ラッシュが始まります。12/19までの平日は、どこかしらの高校へ出張ることになります。

今日は面接の練習、というか、よく聞かれる質問に対しての答え作り。なるべく口出しをしないようにした。借り物の言葉ではボロが出てしまうから。

それでも「ぉ父さん、コレの答え方なんだけど~」と言われりゃ、一緒に考えちまうよ。

「あんね、最初にね、――って言うのはどうかな?」
「あー、ええんちゃう」
「あとあと、『○○に向いている点・向いてない点』はさ、『長所・短所』みたいに繋げるべき?」
「繋げんでいーし、そもそも繋がらんやろ」
「うん。いーのか、別に」
「多分その質問は、○○に必要とされる能力について知っているかと、そのために伸ばす所、改善していく所を意識しているかを見るんやろな」
「あ~、なるほど」

『面接ノート』を見たら、書き出した20近くの質問に対する答えの箇条書きはほとんど済んでる様子。所々に張ってある付箋は『要ヘルプ』らしい。

「このへんはね~、ちゃんと文章化しておきたいの。でも、なかなか上手くまとまんないんだよ~(泣)」
「じゃ、ちょいと考えてみっか。とりあえず、言ってみ」
「え゛…」
「まとまってない状態でエエよ。大まかに、どんな事を、どんな風に言いたいのかが知りたい」
「ん~っとね…。まず『はい』でしょ、そんで、んと、私がこちらの学校…御校?」
「ええって、どっちでも(笑)。細かいコトは気にすんな」
「んと、御校を志望したのは、――」

「――なので、志望しました。ってカンジのことを、もっと分かり易く伝えたいんだよ~。ってか、簡潔?」
「簡潔」
「簡潔に言うの、あたし苦手なの。友達にもしょっちゅう『ちぃは話が長い』って言われるし」
「あ~、確かに。お前、話長い。つーか、無駄に『例えばさぁ』って始まって、その割に何が言いたいんだか、よーわからんことがあるな」
「ってか、コレ短所か」
「せやな。ま、ええわ」
「よくないよ~」
「ああ、そういう意味で無くて。本題に戻っぞ。分かり易く伝えるにはどーっすかね」
「う~ん。あんね、(俺の取ったメモを指して)コレは絶対言っておきたいの。あとコレも」
「そっか。となると、やっぱり先輩から聞いた話、学校の特色、あとは学校見学のときに感じたことの三つに絞った方がエエやろな」
「だよねぇ…。あ!」
「なんや、来たか」
「来た(笑)。んとさぁ、『私が御校を志望した理由は三つあります』って言いだしはアリかな?」
「アリやろ。全然アリ」
「じゃ、そうしよう。そうすれば、ホラ、自分で何を言うか覚えやすくなるじゃん」
「ふむ。『三つあります』と。『まず、一つ目は』…?」
「んと、『現役の先輩から、――』」

そんなカンジで学校・職業の志望理由は文章化完了。

「『人と接するときに気を付けている事は何ですか』」とちぃ
「なんやそれは。俺に対する質問か?」
「うん、そう」
「ん~、まぁ相手によって色々やけどなぁ…」
「だよね、やっぱ相手によって違うよね」
「うん。それで無くとも、今の俺は二つの自分を切り替えてるし」
「ココにいるときと、いないとき?」
「そ。まぁでも、根本的なとこで言うなら…そうやな。『相手の考えを否定しない』ってコトかなぁ」
「あ~」
「自分と異なる考えでも、理解っつーか受け入れようと思うこと? 無理なものは無理だけど、自分の物差しだけが常に正しいわけでも無いしね」
「やっぱそうなるよね~」

明日は模擬面接10分3セットぐらいを予定。

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