だって私は二人目だから-Rev8

先代のお館様は心の病を患って死に申した。
今の拙者は、二代目でござる。
期初め恒例の「先期を振り返る」面談を課長としました。
行動も業績も自己評価は
「とりあえず、なんとか、まぁまぁ普通レベル」
仮に通信簿的な5段階評価だとしたら「3」

まぁ、期の半分は療養してましたからね。

課長の評価は。
行動面については
「指示したことはそつなくこなしていたし、
 自ら考えて動く姿勢も見られた」
とのことで「4」に相当する評価。

業績については「会社の規則上、どーにもならなくて」と前置きされ。
可もなく不可もなくの「3」に相当する評価となった。
個人的には評価材料となる『数字』が何もないので「1」でも仕方あるめーと思っていたのでホッとした。

規則上というのは、欠勤日数。
サボリ・病気・怪我などなどの理由とは無関係に、欠勤日数で評価の上限にリミットが設けられる。
賞与についても以下同文。
当たり前の話ですが。


「すべての責任はテメー(自分)にある」がポリシーです。
信念と言ってもいい。

言うは易く、行なうは難し。
批判なんて誰にでもできる。
誰かのせいにするのも簡単だ。
「誰」でもない、例えば「社会」とか「政治」とか「世間」とか。
そーいう、言葉だけの、概念的な、実態のないモノのせいにするのは尚更容易い。

変わらない周りが悪いんじゃなくて。
周りを変えられない自分がまだまだなんだ。

自虐的な意見かも知れないけれど、無い物ねだりするよりマシだと思うんだ。


ここの、最後のパラグラフを書いては消してを繰り返してます。
言葉でしか伝えられないのに、言葉だけでは不十分だから。

以下は独り言です。

今のBGMは少年カミカゼのアルバム「BACK TO THE BEATER」より『Goodnight』
時刻は丑三つ時。

『大切なものは目には見えなくて
 言葉にすれば逃げて行きそうで』

何かを書きたいのだけれど。
言葉にすると違ってしまう、それこそ『逃げて』しまう。

ただ、とにかく、今まさに。
何かに憤(いきどお)ってる自分がいて。
そんな「今の自分」の比較対象は「過去の自分」なわけで。

過去は美化されるものだから、余計に今の自分は情けなく見えて。

自ずと思い出されるわけです。
この場合の「れる・られる」は「尊敬」ではなく「自発」
とか。

そーいうことを、教えた日々を。
そーいうことを、教え続けた5年間を。

ひさしぶりに振り思い出した。
本当にひさしぶりに思い出した。
椅子、机、書棚、長椅子、コピー機、自習スペース、掲示物。
あの教室の全てのレイアウトが。

あいつらが「わかった!」って思ったときの顔が。
「せんせー! 合格ったー!」って、俺に向かって叫んだ表情が…。

ナニコレ? 珍百景?
走馬灯のように瞳の裏に浮かびっぱなしなんだけど。

そして涙腺が決壊してるんだけど(笑)。

っしゃー!
とりあえず、言っとく。
誰にか分からんけど、言っとく。

やったるわ。
おお、やったろーじゃんか。

あとでホエづらかくなよ、このやろー!

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