(時間的には昨日から続いてます。長いので改めました)

それにしても「それから」という言葉が耳から離れない。
まぁ、昨日の終末はそれからもくそも無い舞台ではあったが。
ことフォークソングなんてのは、始まりしか描かれていない訳だから。
否応なしに「それから」を想像してしまう。
いまふと思ったが、「それから」と「さよなら」ってなんか似てるな。
「さよならのそれから」う~ん、なんか酔い良い響き。

ところで、「さよなら」と「左様なら」って関係ある?
「もしもし」と「申し上げる」みたいな感じで。
やばいやばい、アルコールでシナプスが活性化しまくり。
いろんなところで連結が始まってる。


即興詩「さよならの、それから」

外から聞こえる虫の音
いつしか聞こえなくなった蛙の声
まぶたに浮かぶは蛍の光
いつの光か判らぬそれは
ぼんやりと、ぼんやりと、ただぼんやりと
明かりを灯した部屋に暗く灯る

外から聞こえる虫の音
はっきりと、はっきりと、まだはっきりと
空気を震わせ耳に届く

どくどく、どくどく
血液が耳のそばを駆け抜けてゆく
空気を震わせることのない、この音は
僕にとっての生の証

虫の声はまだ聞こえる
彼らにとっての生の証が
幾重にも重なって

空が白んでくる
また今日がやってくる
幾重にも重なって

車の音が増えてくる
ヒトの時間がこれから始まる
虫たちよ、さよなら
また夜になったら、その生命を聞かせておくれ

僕の時間は、続いてゆく


問1.作者が表現(言葉)に迷ったフレーズがある。次の選択肢から正しいものを選べ。

  1. ぼんやりと、ぼんやりと、ただぼんやりと
  2. 空気を震わせることのない、この音は
  3. ヒトの時間がこれから始まる
  4. 僕の時間は、続いてゆく

問2.「いつの光か判らぬ」とあるが、それは何故か。40字以内で答えよ。
問3.この詩を書いた後、作者はどうなったか。次の選択肢から正しいものを選べ。

  1. 飲み足りないので、エロゲのデモを見ながら水割りを一杯
  2. 眠さMAXなので、即ガン寝した
  3. 一服しながら、明るくなる空を見ていた
  4. 銀色夏生の詩集を引っ張りだして読みふけった

コメント

  1. ebora より:

    解答 問1 1. (4.は最初からある程度決まってたorきめてた 2.後に読み直してから句読点を打ち直した(はず) 3,こっちも微妙に悩んだように思われる・・・な)

  2. umai より:

    A1.2番、A2.蛍は秋の虫の頃には飛んでいない、よってこの場合作者は妄想の中で蛍を見ているから。(40字)、A3.間違いなく1番

  3. miyabi より:

    解答および解説は後日の日記にて。

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