寝るのが遅い

できれば10時前には帰宅したいが、なかなかどうも。しようと思えばできないことも無いんだが、なかなかどうにも。

寒気がすんのは、ただ単に寒いだけだよな、きっと。

講習会の後、情報担当の先生にあれやこれやと聞かれ聞かされ校内滞在時間のMaxである3.5時間をフルに使われた。

はー、やっとけーれると思って車に乗り込み、エンジンをかけたら、窓をコンコンと。

「これ、ホットのココアだけど、いい?」
「あ、スイマセン。ありがとうございます」
「こちらこそ今日は長い時間ありがとうございました。気を付けてお帰り下さい」
「はい。失礼します」

校内で売ってる、フツーの紙パックのジュースっすよ。でも、こういう気遣いができる人ってスゲェなぁと率直に思った。確かに時間はかかったし、予定も少し狂った。だけどなんだか、温かい気持ちで帰路についた。

8:20頃、教室に到着。スキを見てちぃの授業に乱入(笑)。

机をトントンと。
「…。わぁ、ぉ父さん
「小論、書いたか」
「え、書いてない。今日はコレ(英語の課題)やってた」
「だー! 書け言うたのに。仕事終わって大急ぎで来たのに」
「え、そうなの?」
「そーや。もうこれで俺すること無いやんか」
「うそ。もうスグ帰っちゃう?」
「ん~。わからん。なんで? なんかある?」

「あんね、ゆっこぉ父さんに会いたいってさ」
ゆっこが? なんでまた?」
ゆっこ今週が試験なの。推薦の。でね、先生に小論を見て貰ったら『内容が薄い』とか言われたらしくて。それがショックらしくて、ぉ父さんに会ったら元気でるかなぁ、って言ってた」(注:ゆっこも俺のことをぉ父さんと呼びます)
「そっか、あいつは今週が試験か」
「かなり頑張ってるんだよ、ゆっこ。今日だったらぉ父さん来るよって言ったんだけど、今日は来れないんだって」
「そっか。となると明日か金曜日やな。明後日は俺I教室で授業やし。授業終わってからで良いから、メールしてみ。明日ゆっこが来るようなら、俺も来るから」

詰め所でカロリーメートをかじっていたら、ぉと~さ~んと小声で呼ばれた。
「なんや。つーか授業中に何ふらついてんねん」
「コレコレ。(小論文の)テキスト」
「あ~。わーった。目ぇ通しとく」
「よろしく~。じゃ、○○先生が気付かないうちに戻らないと」

む~、例題と解説は多いけど、演習問題って少ないな。どうすっか。学科が学科だけに一般的な小論文とは傾向が違うしなぁ。

授業後。
「で、ゆっこどーするって?」
「メール来てたけどまだ見てない。…んとね、“ぉ父さんいるんなら、行こっかな”だって。なんか来れるっぽいね」
「そっか。じゃー、明日もくっか」

なんつーのかな。いや、正直嬉しいっすよね。こう、頼りにしてくれるっつーか、ぉ父さんなら…って思ってくれるのは。それは多分親友であるちぃの影響も大きいんだろうけど。

母親には「また今日も塾行くの?」とか「お金出ないのに、そんな熱心に行くこと無いんじゃないの?」とか言われたりすっけど、で、それはごもっともとか思ったりもするけど、ゼニカネじゃねーモンがあるんさ。昔に比べたらだいぶしぼんじまったけど、それでもまだ、確かにあるんさ。

そこには、俺にしか出来ない事が、確かにあるんさ。俺のことを必要としてくれる子供達が、確かにそこにいるんさ。

そしてやっぱり、俺はどーにかしてやりたい、って思うんさ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました