二時半頃に寝て、六時に起きた。昨日は実家に帰る予定でいたので、寮の朝飯は欠食にしていた。昨日の帰りがけに買っておいたパンを食べようと思ったが、どうにも食欲が…胃が重い。
っていうか、だるい。ものスゴク。
なんだったら明日は10時着ぐらいでもいいよーって上司が言ってたので、もう少しだけ横になった。
結局、パンは食べないまま、寮を出た。
出張から事務所に戻れば、思い知らされる現実。
一昨日Webサーバ上に出来ていた謎のファイルが復活していた。ファイルの作成日時は、今日ではない。新たに作られたのではなく、元に戻っている。
調査した結果、一番可能性の高い結論。
rootkitが仕込まれた。
検出ツールの出力は、それを裏付けた。
つまり、ファイルが勝手に作成されただけではなく、いくつかのコマンドの改ざん、バックドアやトロイの木馬等々、やっかいな仕掛けを残されたらしい。
侵入経路は、おそらく何かしらのサービスのセキュリティホール。
幸いなことに、個人情報の全くない、ただのWebサーバであるが。システム屋の端くれとしては、てめーの庭を荒らされるのは我慢ならん。なんとかして駆除したい。
とりあえず三日連続の午前様ということで。なんかもうずっとこんなペースで行きそうな気がしてきたよ。
車窓から時折見えた桜並木が何とも綺麗で、特に今日は暖かかったし、絶好の花見日和だったろう。
緑の土手、黄色の花、空の青。
地元にある川縁の自転車道路や某公園なんかも、きっと桜が綺麗だろう。ああ、真っ昼間から桜を見上げつつ一杯、なんて素敵な休日を過ごしてみたい。
陽の光を浴びて歩きたい。自転車に乗って風を感じたい。息が切れるほど走りたい。
君に逢いたい。笑った顔を見たい。電車で2時間の距離が遠い。
君の、君らの、記憶や心に俺はまだ残っているかい? もぅ随分と薄くなってしまったんじゃないかって、それだけが心配で怖いよ。怖くて怖くて、たまらないよ。
こんなこと考えてしまうのも、きっと“はる”のせい。
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