この思いを忘れるな

ぬにょす(挨拶)。

突然ですが修羅場です。
システムの切り替え、まぁハードウェアじゃなくてソフトウェアな世界の切り替えだから、バージョンアップとそれに伴うデータ変換みたいな、がありまして。
先週の金曜から月曜までを3徹して、3時間睡眠、4時間睡眠、4時間睡眠、で今日は多分コレ書いて寝て3時間睡眠って感じかな。←寝ろって俺。

大変だけど、悪いことばかりじゃない。
今回こーいうことがあって、そのおかげで信頼出来る人、つまり信用できる人、頼れる人が誰なのか分かった。
要するにちゃんと信頼関係で結ばれた仲間ができた。

そして信じちゃいけない人、頼っちゃいけない人も、誰なのか分かった。
これも大きな収穫。

ぶっちゃけ、土曜日の時点でもうホントにダメだこれ絶対うまくいかないっていうか大変なことになるヤバイヤバイどうしよう、やっぱこんな知識も経験も不足してんのにリーダーなんて無理無理無理ですって最初から断固拒否しとけばよかったのに今更遅いよどうしようって、テンパッてるときに上長から携帯に電話がかかってきて。

「状況は?」
いやこれこれこうこうで色々トラブルがあり解決に時間を要して進捗はかなり遅れてて
「それってさぁ、もう間に合わないんじゃないの」
いやでもこの後の工程はすんなりいくはずなんで
「でもとっくに遅れてるんだろ。もう間に合わないじゃん」
はい…ですね…このままだと正直やばいです
「だろ。じゃあ後はお客の予定をずらしてもらうしかないじゃん」
はい…そう…ですね
「このままいくと何時ぐらい?」
おそらくX時ぐらい
「バッファは?」
無しで言ってます
「じゃあ〇〇サンにはXX時ぐらいでお願いするよ。それでいいか?」
はい…なんかすいませんもう俺の力量不足が完全に露呈したっつーか、今からでも誰かもっとちゃんとできる人と代わってもらった方が、っていうか俺がやってちゃ絶対うまくいかないような気がして…

「んなこと言うなよ。俺はお前よくやってると思うよ」

なんか自分の不甲斐なさとか申し訳なさとか情けなさとか痛感してたところでそんな言葉を掛けられたものだから、徹夜状態も手伝ってフツーに涙しました。
誰もいないエレベーターホールで、入社6年目の34歳が、認められてる嬉しさと期待に応えられてない悔しさをごちゃまぜにして。

そして開き直りました。ふっきれました。

ココの物差しで測った経験不足も知識不足も知ったこっちゃない。
そんなことで引け目を感じて遠慮なんてすることない。
俺の物差しで測れば、俺の方が経験豊富、知識も豊富。
俺は俺なりの方法でやればいい、と。

そして現在、ちゃんとリーダーやってます。
現場に詰めて、専門用語に???を浮かべながらもフロントでお客対応をし、懸案を管理し、作業を割り振り、本部に報告を上げ、現場で解決できない問題は他部署に展開し、俺(平社員)レベルでどうにもできないことは課長にお願いし、後方支援で高みの見物気分な課長を打っても響かなければ夜中だろうと部長の携帯に電話してお願いし、誰かが徹夜すればとりあえず俺が引き継いで明日はゆっくりめで来ていいからちゃんと休んでねと言い…。

大変だけど、大変だから、ちゃんと文句も言ってます。
経験とか知識とか年齢とか気にせず、いや気にはするけど遠慮せず。
じゃあ俺はこうするから、あなたはこうしてと、命令はせずお願いをして。
もしくは、まず先にこれをあなたにやってもらって、お客にはこう説明して時間を稼ぐてどうよ?みたいに妥協点を提案したり。
気を使い心を配り、任せるけど放さず、借りを作って貸しを作る、みたいなことをしてる。

俺は敵を作らないし、嫌われない、中立じゃなくて八方美人。
俺は完璧じゃない、どちらかと言えばうっかり者、だけど許される。

身の丈を超えるようなことはしなくていい、つーかできない。
無理はしないけれど頑張る。つまり全力。全力だから時々止まれないし、ぶつかったりする。そのときは素直にごめんなさい。

今日、本部の人間が現場を見に来た。
今の状況、溜まってる懸案など聞かれた。
その人が現状の概要報告をメールで展開した。

『なお、詳細は現地より佐藤(雅)が日々メールで報告しているので、そちらを参照のこと』

それに対し、俺の報告メールの宛先(cc)の某部長(ちなみに別部署で面識なし)が返信。

『懸案はまだ残っていますが、佐藤氏がしっかりしているので、今後解消されていくとー』

これは素直に嬉しかった。

頑張るよ。

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