祭気味

俺的には稀代の名作フォークソングの反芻開始。
開始二分で総アルミ仕上げってな具合に総鳥肌コーティング完了。
忘れていた音楽が其処にあった。
そしてオープニングデモおそらく一分二十秒ぐらいにハート釘付け。
忘れていた空気が此処にある、多分。

つーか、これは久々に「書ける」かも知れない。
いい感じに覚えてないし。
仕事で受験生に現代文読解を教えたりしちゃってる、オレ様の浅はかな「読み解き」を見せつけてあげましょうかザーボンさん?(上がり口調)


志帆、一時間足らずでワンクール読了。
このゲェムは互いのシナリオが影響しあって、ルートに応じて選択肢が増えていくタイプ。
とりあえず、現時点で感じたことはメモっておいた。
続けて陽太美夏逝きます。


一つ。
風景は見る人によって異なる姿を見せる。
心情と照応した情景描写を見つけることが小説読解のポイントである。

「やっぱりあたしが悪いのかねぇ」
流れくる雲を眺めながら、ボソリとつぶやいた。

流れ「くる」に着目できるかが別れ目。
「自分が悪い」と思い当たる出来事が雲と重なり、幾つも心に浮かんできている様がよく表れている。
そして、それは浮かんでなお残っているものだから、流れ「ゆく」ものではない。
また、この台詞が他者への問いかけでは無く、自身への説得という感を読者に与えることとなる。

もちろん、これは飽く迄も俺の後付けな解釈に違いないし。
そんなことをしなくても、面白い作品は面白いし。
泣ける作品は泣けるし、感動するものはする。
だけど、こういった所を探しながら読むってのが読書の醍醐味では無かろうか。

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