七月が終わる

あっという間だ。昨日は日記を書く余裕もなく寝たよ。

今日は昼からだったので、午前中に髪を切りに行った。そのまま教室に行ったら、ちょうどちぃが帰るところだった。今になって思うと、ちぃの私服は初めて見たかもしんない。あいつは基本的に制服だから。

昨日はゆっこが復会して初の授業だった(俺は担当してないけど)。授業が終わったあと、ちょっと話した。
ゆっこ、久し振りの授業はどーだったよ?」
「え~、なんかねぇ、懐かしい感じがした」
「そーかそーか。ちゃんと90分保ったか」
「あ、それは平気だったよ」
「そーいや、お前は昔から集中力があったもんな。夏期は英語だけ?」
「英語と、古文と、小論文」
「そーかそーか。頑張れよ」
「うん。塾だけじゃなくて、自分でもやるよ」
「おー、やれやれ、ガンガンやれ」

あどけなさは無くなっても、雰囲気は昔のままだなぁ。こいつは、俺の似非関西弁にさらなる似非関西弁で返してた事を覚えているのだろうか。今度会う事があったら訊いてみよう。

ちぃゆっこけんぴー。今現在いる先生の中で、こいつらと中学の頃から関わってる講師は俺だけだから。もう俺だけになってしまったから。俺にはこいつらが、この世代が高校を卒業して、それぞれの進路に進むのを見届ける義務がある。さらに言えばちぃけんぴーの数学は、高校に入ってからのほとんどを俺が見てきたんだ。俺が育ててきたんだ。今さら他に譲れるわけがないだろう。

ま、譲りたくても引き受けてくれる人が居ないってのが現状だけどね。

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