いいんだよ

十二時半就寝、六時半起床。

いつもの電車。ちぃハルの状況を全然知らなかったらしい。
働いてんの見たことないやろ。今日入れてあと二日やから、行ってあげなよ。
そっかぁ、授業終わってから行ってみようかな。
俺は最終日は遠慮して、今日の仕事終わりに行くつもり。
何時ぐらい?
わかんね。
あ~、だよねぇ。
まー七時過ぎとかになるんじゃねぇかな。多分かち逢わんよ。
ハルに逢ったら言っちゃいそうだよ。
別にええがな。言うても。

ガシガシと仕様書書き。ようやく8割ぐらいは終わったか。残りの2割、現行ソースの改変が旧仕様書に反映されていない部分が厄介。まず現バージョンの仕様をソースから起こさないと。

一週間ぶりに昼飯を取ってみた。コロッケパン。

主に消防の都合で定時退社が多かったし、これからもちょくちょくあるんで、今日は仕事し溜め。七時半退社。

そのままハルの店に。ちぃ居るし。
お前何時からおるん?
五時半ぐらいに着いたんだけど、ハル(休憩中で)居なくて、折角だから上で服とか買ってた。
あ、そう。なるほどね。

ハルお気に入りのゆらゆら金魚(注:やじろべぇ的置物)
アレ、まだ売れずに残ってるの?
うん、あるよ。
仕留めてしまっていい?
えー(笑)、ぉ父さん買うの!?
癒し系やからなぁ。今のうちに仕留めとくわ。

ちと忘れてしまったが、商品をレジに持っていくハルを見てちぃが何かを言った。もしやと思って確認してみる。
ちぃ、ひょっとしてお前気付いてるか?
気付いてる? 何が?
え、アレのこと。
アレ? アレって何?
いや、気付いてないんならいい。
アレ…あ。ウソ…気付いちゃったかも。え~、ぉ父さんホントにぃ?
ホント。お前の分は、またの機会にな。

買い物を終えて、スタバでまったりと上がり待ち。学校の課題をやるちぃ。小説を読む俺。なんだこの組み合わせ。ハタからみたら絶対おかしい。

そんなわけで三人で帰ってきた。電車の激しい揺れに空腹がプラスされてやや気持ち悪い感じ…。

二人より一駅前が俺の終着駅。
じゃあ、ハル。千葉の思い出に持って帰りな。
そう言って、ゆらゆら金魚を置いてきた。

ミッションコンプリート。

いや別に貢いでるとかそんなんで無くて。ただ、モノより思い出といえど思い出はモノに宿るを信条とする俺は、娘が迎えた社会人としての最初の節目そしてこの二ヶ月の証となる何かをあげたかっただけであるからして。

ただそれだけで。まぁ、喜んで欲しいという下心があったことは否定しないけど。

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