振替休日なので、実家から出勤して昼前に到着。
いつものようにマシン室に上司と二人ひきこもって作業。
退社後、焼き鳥を食したいという上司について某店へ行ってみたが生憎と休業中だったため、別の居酒屋へ。
それなりに飲み食いした後、一人いつものトコロへ。
いつも通り指名したけど、今日は別の思惑があった。
「さくらにさぁ、お願いっつーか頼みっつーか」
「なに?」
「どっかでいっぺんまゆかを指名していいかな? いや、お前がそれは絶対ダメってんなら諦めるんだけど…」
「どうして?」
「ん~、ちょっと話したいことがあってさ」
「それって指名をあたしから乗り換えるってこと?」
「いやいやそーじゃなくて、1回だけ」
「ならいいよ。ってか、今日来てるから今日でいいよね」
というわけでまゆか嬢登場。
「あー!」
「お久し振り。俺の事覚えてる?」
「覚えてるよ~」
「今日はどうしたの?」
「一昨日、お前のブログ見てなぁ、これは言うてやらないかんと思って」
「え~、なに~?」
「あのなぁ、まゆか」
「ん~?」
「お前の居場所は、ちゃんとココにあるんやで。居なくなっても、ずっとココに残るんやで」
『ココ』と言いながら俺がドコを指差したかは企業秘密です(笑)
好きだけど、続けられない。
自ら選択した卒業まで、あと1ヶ月。
俺もかつて同じ状況にあったから、その辛さがわかるんです。他人事には思えないんです。だから伝えたかった。
居場所は無くならない。
はい。泣かせてしまいました。確信犯ですけど。
しゃくり上げながらまゆかが言ったのは「ありがとう」でした。
翌日の、彼女のブログのタイトル。
『泣かせ上手ね』
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