1日1ハック

コードを書いてなんぼ、だ。


あ~、そうか。「27は20と7をあわせた数」をワンクッション入れれば、もう少し「2.7は2と0.7をあわせた数」もすんなり理解できたのかも。

自分には、あまり算数に手こずった記憶がない。初めて学んだことも、ほとんど「ああなるほど、そういうことか」と素直に飲み込んでいたような。

ただ、小2のとき、あることに納得できず、先生に食ってかかったことがある。

それは「線引きの0」である。

なぜ線引きの始まりが1ではなく0になっているのかが不思議でたまらなかった。不思議どころか、間違っているとさえ思っていた。もちろん0という数字は分かっていたし、8+0=8,6-6=0.などは当たり前のこととして認識していた。それでも、俺の世界では、線引きは1で始まってしかるべきだった。月も、出席番号も、人数も、始まりは常に1なのだから。

家にある物差しも、友達が持っている線引きも、どれもことごとく0スタートだ。俺はその疑問を先生にぶつけた。「なんで線引きは1から始まってないの?」

その先生はミリメートルも小数も知らない子供にどう教えようとしたのか。どんな風に説明したのか。覚えていない。覚えているのは

「いいから! そういう風になってるの!」

という強烈な台詞で打ち切られたことだけ。

もうすでに消えた感のある「なんでだろう~」というギャグが受けたのは、あるモノをあるがままに受け入れて、その背景にある「なぜ」を全く気にしなかったからだろうか。

当たり前のことにもう一度「なぜ」を問いかけてみよう。

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