コーヒー一杯で

講習後の茶飲み話で延々一時間…。事務の方が「お取り込み中すいません、○○先生にお電話です」と来たときには、心の中でマジ感謝したよ。

明日は久々に柏方面です。

アキちゃまのウチから鯛焼きの差し入れ。どーやらお守りのコトが漏れたらしい。こーゆう風に気を遣われるから、内緒にしておきたかったんだけどね。

矛盾はしばしばある。平日に授業やるとキツイとか、もう未練は無いとか。それは確かに本音だけれども、その一方で授業における楽しさと充実感は少なからずあり、他の講師が三回かけるところを一回で理解させたろとか思うこともあるわけで。

みき。なんだかいつも自信なさげで、遠慮がちな感じで。このコは勉強を通じて喜びや楽しさを感じることがあるんだろうかって思ってたけど。

今日はよく笑ってた気がする。元素名を書き出して「知ってるヤツだけ元素記号書いて」って言ったら、H,O,C,Fe,Cu,Mg,Naぐらいしか出てこなかった。小さな声で「他のはわかんない」って言って、照れ笑いを浮かべた。

間違えることに対するマイナスイメージが薄くなった気がする。『知り得ぬコトは語り得ぬコト』を地で行くようなコだったのに。今日は知り得ぬコトを考え、想像し、相変わらずの小声で答えた。
「マグネシウムがMg、ナトリウムがNaやろ。ほしたらアルミニウムも見当が付くんやないか?」
「…」
「付いてるやろ。言うてみ」
(恥ずかしそうな笑みで)A」
「そや。もう一文字。アルミニウムや。もうアレとアレのどっちかや」
(恥ずかしそうな笑みで)r」
「そっちいったか~↓。正解は“l”な」

ゆうと。彼は俺にてっちゃんを思い起こさせる。クレバーな方ではあるが、はまると抜け出せない。いわゆる『頭が固い』部分がある。

「どや」
「この問題が…」
「お前は今どこを見てる?」
「コノ三角形とコノ三角形。ココとココの比が2:3なのはわかったんだけど」
「アカンアカン。相似から離れろ。いいか、基本は『でかい三角形の中に小さな三角形』と『砂時計』の二つや。それを探せ」
「ん~~~」
「ひっくり返すか。ほれ、これでどや」
「あっ…あった。これか。わかった」

育てる喜び。まだまだあるじゃん。

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