ぬにょす(挨拶)。
ご無沙汰しております。
近況は近々きちんと書くとして。
今回はまったく単に衝動的な更新。
なんとなくYoshikiのピアノが聞きたくなって。
YouTubeにダイブして。
あ、そーいえば5月2日はhideの命日だったと思いだして。
Without Youを検索して、クリック。
投稿者のコメントを見て号泣。
私がhideを好きになった時
hideはもうこの世にはいなかった。
あのときの天声人語@朝日新聞を読みたくなった。
朝日新聞東京本社は、築地本願寺から五百メートル足らずのところにある。
きのうの朝、地下鉄で出勤してきた同僚が言った。
「電車の中は、花でいっぱい。香りで息がつまりそうだ」本願寺では、自殺したX JAPANの元メンバー、hideさん(33)の葬儀、告別式があった。
若者達が押し寄せ、付近の交通は大渋滞していると言う。
ちらっと大喧噪を予想しつつ、寺の付近に行ってみた。
こんなにたくさんの茶髪を、陽光の下で見たのは初めてだ。
整理の警官多数。
暑さか興奮か貧血を起こす者がいて、繰り返し救急車が走る。花束を持ち、思い思いの黒い衣装、つまり彼等流の喪服をまとい、hideを模したピンクの髪の人形を抱え、あるいは携帯電話を手にした、献花の長い列ができている。
列は寺の正面前から大通りを曲がり、勝鬨橋にぶつかり、隅田川に沿って川岸を上がり、佃大橋をくぐり。。。。
と、昼過ぎで二キロを超えていた。
末尾は献花までに推定六時間本社が現在地に移転して十八年になるが、本願寺でこれほど参列者の多い葬儀は記憶に無い。
出棺の時間帯に再度、すべてが終わった夕刻(献花はまだ続いていたが)にもう一度、出かけた。
総合して、強く印象づけられたのは、この日の若者達の敬虔さだ。
何時間も押し黙り、整然と並んでいた。
故人を悼む気持があふれていた。葬儀なのだから当然と言えば当然。
しかし当然でない、義理だけの葬儀が多い事は、だれもが感じている。
私にはhideの音楽はわからないけれど、これらの若者にとって、とても大事な人だったのだろう。
若者たちはまた、だれが言い出すまでもなくゴミ袋を持ち寄って、吸い殻を拾い缶を集め、きれいに行列の後片づけをした。
あちこちに整然と袋が積み上げられた。
当然の、すてきな光景。大喧噪は無かった。
いい葬式だった。
気がつけば、hideの歳を超えてしまったよ。
頑張らないと。
来週から本気出す。
んでわ。
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