声を聴かせてよ あの時の声を
思い出さしてよ あの時の想いを
きっと分かってたんだろう
きっと何もかも喜ぶことも 悲しむことも
半分は酒にも酔ってますが。
キーボードを打つ手も軽やかに。YouTubeで見つけたCLANNADより渚のアレンジを無限ループ。久しぶりにShinji Oritoの曲が聴きたくなってしまった。
渚は折戸氏の楽曲の中でも、最高傑作に位置していると個人的には思う。朝影とか冬の花火とか夏影とか銀色とか『あ~のう~み~』とかとか、琴線に触れる楽曲は、枚挙にいとまがないけれど。どれもみな、どことなくそこはかとなく、儚さや寂しさや虚しさが漂う。
過去、回想、懐古。そんな色。
渚は違う。もちろん本編の影響も大いにあるんだろうが、この曲を聴いて思い浮かぶのは、陽溜まりの坂道。しかも下り坂。その先の世界が、否が応でも視界に入ってくる、そんなイメージ。
明るさや、正しさといった、本来賞賛されるはずのものが持つ無遠慮さや無慈悲さの恐ろしさを知っていて、一度下り始めたら戻れないであろうことが分かっていて、逡巡している。そんなイメージ。
なにもかも かわらずにはいられないんです。
たのしいこととか、うれしいこととか、ぜんぶ。
ぜんぶ、かわらずにはいられないんです。見つければいいだけだろ。
次の楽しいこととか、嬉しいことを見つければいいだけだろ。
あんたの楽しいこととか、嬉しいことはひとつだけなのか?
違うだろ?
項垂れた背中を軽く押された。それだけで、一歩踏み出せてしまった。そんなイメージ。
さぁ、行こう、未来へ。そんな気分にさせてくれる曲です。
ってなわけで、明日からまた頑張っていきましょう。
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