懐かしい顔を探しに

日付が変わる8分前に、ジュンから『家まで送ってくれてありがとー』的なメールが来て、それに対して『大事な娘ですから…頑張れ、負けるな!』的なメールを送り。

寝てる間にさらなる返信が来てた。

Subject:寝てたらゴメン

ぁたしね、前回センセーとメールしたとき、『ぁーもぅ連絡取れないのかなぁ』って思ってたの。だって何か最後のコトバみたいで…

(中略)

甘えてばっかじゃだめだけど、ちゃんと結論だすから。頑張るから。だから、手間のかかる娘だけど、見守ってゃってください。
本当にありがとう。これからもょろしくね。

起き抜けからウルッときた。相変わらずマイナス方向の思い込みが激しくて、まだまだ精神的に弱いなぁとも思った。

だから。

“佐藤ぱぱ”は、せめてあなたが巣立つまでは、支え続けていこうと思います。そして、ずっと―いつか、死が二人を分かつまで―あなたのことを見守っていくことを。ここに誓います。


今日はリアル・ウォーリィを探せ的な感じで、人でごった返す通りを行ったり来たり。

あっ、ふぅちゃんだ。と思って声を掛けようとしたら、なみと一緒で。
俺「なみ! ふぅちゃん!」
な「あー、先生! うそー!(笑)」

A・かおりっぽい子発見。T高の制服だから、間違いない。
かおり! おぃ、A・かおり(フルネーム)!」
「えっ?」
「よぉ。久しぶりぃ」
「うわぁ、先生! なにっ、えっ…うそー!?」
「元気だったかー?」(とりあえず握手)
N谷サンと一緒だった。
「よっ。お前は久しぶり…じゃないな。何度か教室で会ってるもんね」

ハスオとすれ違い。
ハスオ!」
「えっ? あっ。(笑)」
「楽しんでけよ~」
真っ黒に日焼けしたニキビっ面は、去年よりもずっと大人びたように見えた。

「先生。佐藤先生~」
予期せぬ方向から呼びかけられた。サヤカだった。こいつは俺を見つけるのが上手いなぁ。

ミユキによく似てる娘とすれ違ったけど、確信が持てなくて声を掛けられなかった。何せ記憶にある顔は二年前のモノだからなぁ。

最後につるみき発見。目の前まで行って、顔をのぞき込んで無言のまま片手を上げて「よっ」のポーズ。
み「あー! あー!」
指さすな(笑)。
み「先生! 先生!」
俺「あんだよ」
み「せっかく会ったんだから、なんか奢ってよ」
俺「いいよ、何がいい?」
み「やったぁ! ねぇ、みんな、先生が奢ってくれるって」
なにぃ?
友「ね、みき、誰なの?」
み「ん~とね、塾の先生」
元、な。
み「コレ、コレがいい。すいませ~ん、○○味ひとつ」
友「あ、じゃあたしは△△味にする」
四人×200円。

友「ホントにいいんですか?」
俺「ええよ」
全「ありがとうございま~す」
俺「そんかわし、お前らウチの塾に入れ(笑)」

「奢ったんやから、後で教室に来なね」
「ほ~い」

もうちっと粘れば、他の子たちにも会えたんだろうけど。色んな匂いの入り交じった人混みに潜っていられるのは、一時間が限度でした。

充電完了。明日からまた山積みのタスクに立ち向かっていこう。

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