買い物と食事

夢の中でちぃに電話してたから、昨日の電話は夢の中の出来事だと思ってた。ちぃからのメールで起こされたけど、それも夢だと思った。でも、ちゃんと現実だった。

午後から買い物に出て、収納関係で二点ほど購入。机とイスを探し歩いてみたが、イマイチ。

一度帰宅して、ネットで家具を探してみる。う~む。出費を考えたら座卓の方がいいんかなぁ。

再び買い物に出る。う~む。やはり保留だな。

ちぃの家まで二人を迎えに行った。はるが出てきて、ちぃが出てきて、ちぃママまで出てきた。
「すいませんねぇ、よろしくお願いします」
「あ、いえ、こちらこそ。ちょっとの間お預かりしますね」

ぉとー、ちゃんと印刷できたよー」
「そかそか」
「持ってくるつもりだったのに、置いて来ちゃったよぉ」
「持ってきてどーすんねん(笑)」
「だって、一応論文だよ?」
「そうね」
ぉ父さんに見せなきゃ、って気になるじゃん」
(去年、小論文を散々添削したから)それ読んで、なに、俺がまた添削すんの?」
「いや~、添削されても直す気も時間もないんだけどぉ…」

場所が決まらずウロウロ走る。走ってる最中、オカンから電話。
「おわ、オカンからだ。お前ら、ちょっと静かにしてて」
「は~い」
女のコの声なんか聞かれた日にゃ、あらぬ詮索をされかねない。ただでさえ「あんた結婚は?」とか「いい人いないの?」とか「今日はデート?」とかでけーお世話なこと言われんのに。

いや、オカンの気持ちもわからんでもないが。そればっかりは自分だけじゃどうにも…ねぇ。

セルフスタンドでガソリン入れた後、肉が食えてサラダバーのあるファミレスに決定。ドライバーなのでノンアルコールなビールテイストの飲物で我慢。

お喋りは多岐にわたり、激しく想像し、興奮し、笑い転げる二人。あんまり面白すぎるから、今度からボイレコで録っておこうかな(笑)。

「明日から学校だよ」
「また忙しくなるねぇ」
「でも夏休みが短かった感じはしないなぁ。むしろ満喫した。100点満点で…90点!」
「そーとー遊び回ってたみたいだもんね」
「遊んだぁ。しかもしかも、最後がココ、コレでしょ」
「ああ、夏休みの締めが、ってことね」
「そう。もー最っ高の夏休みだよ~」

元々このゴハンは、はるの異動が決まったときに、彼女が抱える寂しさと不安を少しでも消せるような楽しみを、って思って提案したことだったけど。

父娘(おやこ)の初ゴハンは6月9日だった。多分、今日で8回目。

「次はいつ行けるかなっ」

今じゃすっかり、三人共通の楽しみになってる。なってると思ってる。少なくとも、お互いのスケジュールを照らし合わせて、行けそうな日を探すぐらいには。

俺「いいなぁ、夏休み。うらやましい」
は「ほんとだよね。でもまぁ、去年も週6でバイトしてたから、あんまり変わんないかも。去年の夏とかちぃに全然会ってないよね」
ち「うん。ってか、あたしはずっと塾だし」
は「そっか」
ち「だから去年の夏はゆっこって感じかなぁ」

一年前のことを考えると、今のこの状況がとても不思議に感じる。なんだろうね、この関係は。親子でも、兄弟でも、親戚でも、友達でも、恋人でもない。先生と生徒ではあったけど、今はそうじゃない。それ以上の何かだ。きっと俺と彼女らの間にあるものは、やはり俺と彼女らにしか理解できなくて、ひょっとしたら、俺も彼女らも理解しきれてなくて。どうにか言葉で表現しようとしたら。

ぉ父さん

以外に言いようがないんだと思う。

「あ~、時間が止まってくれないかなぁ」
って言うはるに心の中で大きく頷きつつも、それぞれ明日は仕事なり学校なりだから、10時に店を出た。

二人をちぃ宅まで送り届けて。
「はい、到着」
エンジンを切る。でも降りない。

「あのねー、ぉとー
ちぃが話…というかスピーチ?進行?を始めた。よっぽど今日のバイトで感化されたらしい。しまいにゃ『乾杯』とか『アーメン』とか言い出すし(笑)。

「なぁ、お前降りたくないんだろ?(笑)」
否定も肯定もされなかった。

歯切れの悪さに、何事か言い切れずに終わったんじゃないかと一抹の不安を抱えながら帰路についた。

コメント

タイトルとURLをコピーしました