好きやねん

今日も今日とて明治時代の書生よろしく没頭。

PHPを書き、HTMLを書き、CSSを書き、JavaScriptを書き。シェルコマンドを叩き、SQLコマンドを叩き。

コーディングという作業は、傍目には絵画のようなものかも知れない。まっさらなキャンバスに描かれた線の集合が人物や風景になるように。あるいは、彫刻のほうがより近いかも知れない。最初はおおざっぱに全体の輪郭をとらえて、徐々に細部を彫り込んでいく。

プログラムだって、立派なアートさ。

最近、釘付けになるCMがある。i’m lovin’ it の HOT NEWS 編がそれ。あのバーガーには全く興味ないんだが。

1.白いワンピのエビちゃんが大きく腕を振りながら歩いてきて
2.足を肩幅に開いて、しかし両腕は体の脇(気をつけと休めの合成?)の体勢
3.そして一拍置いた後、肘を軸にした流れるような腕の動き

この一連の所作が異様に美しく思えるのだ。特に1と2のつなぎ部分、時間で言うと4~5秒のところ。振っていた腕が体の後ろで結ばれるかと思いきや、足を肩幅に開くのと同じタイミングで再び両サイドに展開しあとは慣性の法則で体の側に着地。

2~3のところも、画面に正対しつつ左右対称の動きをしてるじゃん。すごく力が抜けてる感じがするのに、ものすごくコントロールされてる感じ。

ちなみにCMネタでいうと、ニッカ ウヰスキー
(FLASHが出てきてEnterすると何とも良い感じのBGMが流れる。「広告展開」のトコロからCMが見られる)は最強ですわ。エビちゃんが1KBならこっちは768GBぐらい最強ですわ。MPEGとセットで販売されてたら即買います。MPEG単体でも買いますわ。あれっすよ、スターダストレビューの『木蓮の涙』をBGMに、石田ゆり子“ねぇ、女房酔わせてどうするつもり?”
って言った後に“んふふっ”って照れ笑いして隠れちゃうヤツですよ。あれはヤバイっすよね!? 氷とグラスのぶつかる“カラン”って音とかむっちゃ良くないっすか? あれで注ぐときの“トクトクトク…”って音があったらアカデミー賞総ナメは確実なんだけど。

60秒バージョンは、なかなかテレビCMじゃお目にかかれないと思われるんで、公式サイトでいっぺんは見ておくべき。メインの台詞以外にはため息(吐息?)ぐらいしか無いため、『木蓮~』に浸れて良い感じである。

このCMの良さはひとえに距離感だと思われる。おそらく旦那の視点から見た女房の図という設定なわけだが、この距離感があるからこそ“女房酔わせて―”の台詞が効くんじゃなかろうか。これが不思議なモンで、“嫁さん酔わせて―”とか“奥さん酔わせて―”じゃハマらんのだなぁ。

俺のツボは40秒ギリ前、石田ゆり子が“ねぇ”と言うシーン。それまでに無い少し本気な表情が、かなりちゃべー(超+やべー)。

まぁ両CM共、無意識下で二の腕に萌えてんだろうな(笑)。

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