一年ぶり&一週間ぶり

今日の日記は長文です。

朝八時、上司に起こされて帰宅の途につく。電車でがっつり寝てしまい、2駅ほど乗り過ごした。しかも携帯の電池なくなるし。

帰宅して、シャワー浴びて、着替えて、お出かけ。

ひとりでT高校の文化祭に行ってきた。

とりあえず二年生の階を端から端までウロウロ。クラスは知らないからなぁ…。ウロウロしてたら、とある教室前の受付のコと目があった。

ん?

「おや?」
「…あー!」
どっかで見た顔だと思ったら、中○恵○だった。
「えっ、先生ですよね? あの、あたしのこと覚えてますか」
「当たり前じゃんよ。久しぶり、元気にしてる?」
「はい。っていうか、なんでいるんですか?」
「え。そりゃ文化祭だからにきまってんだろ」
サヤカのとこは行ったんですか?」
「いやー、昨日は仕事でさぁ、行けなかったんだよねぇ」
「A先生とか、元気ですか?」
「どうだろうね。とっくの昔に辞めたから分からん」
「えー、辞めちゃったんですか!?」
「今残ってるのはI先生ぐらいかなぁ。室長も替わっちゃったし」
「えー!?」
「俺も辞めちったし(笑)」
「うそー。じゃあ知ってる先生ってもうほとんど居ない?」
「かもねぇ」

「ところで他のヤツらのクラスとか知らん?」
「他?」
ゆーりとか」
「あ~、ゆーりちゃんは研修棟です」
「けん…なに?」
「研修棟ってのが、体育館の脇にあるんですよ。校門入ってすぐ左のとこです」
「なるほど。じゃ、ちょっと行ってみるよ。さんきゅ」

ってぇ、写真撮ってくるの忘れたぁorz

研修棟に行ってみる。
「いらっしゃいませ~」
「ここって何年何組?」
「うちらは2Aで、こっちが2Bです」
「あ、そう。んとさ、ゆーりって2Aかな?」
「あ、ゆーりちゃんは2Bです」
「おっ、そうか。中にいる?」
「ん~、多分いると思いますけど」
「よし。ちょっと行ってみるか。ありがとうね」
「あれ、お兄さん何も買っていってくれないんですか~」
「おお、すまん。じゃ、ジュース貰おうかな」
「ありがとうございまーす。100円でーす」

中に入ってみた。…誰もいねぇ。

外に出てみる。
「逢えましたぁ?」
「いや、2Bのとこ誰もいなかったんだけど…」
「あれぇ?(裏口?勝手口?に向かって)○○ー、ゆーりちゃんソコにいるー?」
「いなーい。上かもー」
「わかったー。じゃ、ちょっと見てきますよ。居たら呼んできますね」
「あっ、ごめんね。ありがとう」

戻ってきた。
「ごめんなさい、どっか行っちゃってるみたいです」
「そっかー。わかった。ありがとう」

やはり去年同様、校内でリアル『ウォーリーを探せ』になるのか。くそ暑い校内を、扇子で扇ぎながら徘徊。

誰にも会えず、校内に流れる『そろそろ一般公開終了の時間になります』の放送。ってことは、アイツも片づけとかで戻ってるかもな。

再び研修棟へ。
「すいませ~ん、あのバカ戻っ…あっ、ゆーり!」
「ん~~~(オニギリ食ってた)、センセー!」

やっぱり叫んだか。

「やっと逢えたよ、久しぶりってか、一年ぶり」
「もービックリですよぉ。“ゆーりちゃん探しに男の人が来たよ”ってみんなに言われて」
「あはは。すげぇ不審人物っぽい」
「そうですよぉ、なんか“眼鏡かけてて細い人”って言うから誰だろーって。お父さんは細くないから違うし、おじいちゃんでもないだろうし」
「わかんないよねぇ」
「ホントですよ。“きっとゆーりの援交相手だよ”とか言われるしぃ(笑)。援交なんかしてないっつーのに(笑)」
「いやいやいや。(クラスメートに向かって)違うからね(笑)」

「忘れないうちに、とりあえず撮らせろ」
「え~、イヤですよぉ。去年撮ったからいいじゃないですか(笑)」
「相変わらず撮られるのキライなのな。今年は今年だよ」
「やーだ、もぅ、だってどーせ飾るんでしょぉ(笑)」
「飾りゃしねぇよ(笑)。今日の報告用だよ。ちゃんと見っけてきた、って」
「やだよぉ、やだやだ」


激しく拒否られても、最後は笑ってピースサイン。
「A先生とか、相変わらず元気ですか?」
「いやいや、とうの昔に辞めてっから」
「え~、マジですか!?」
「室長も替わったし」
「え~~~!(笑)○○サン替わっちゃったんだ」
「今は××教室にいるよ」
「へぇ~。先生はよく続けてますねぇ」
「続けてないよ。俺も辞めちった(笑)」
「うそーーー!?」
「ホント。今は普通にサラリーマン(笑)」
「ホントですかぁ?えー、それなんかおかしい(笑)」

「ほら、名刺。ね?」
「あ~ホントだ。センセーの名前だぁ。えっ、△△ってスゴイじゃないですか。流石ですね」
「ふふん、まーね。流石だろ(笑)」
「あははっ」

「じゃあ、また来年来るよ」
「はーい。ありがとうございましたー」

それから車で30分ほど走り、はるの異動先店舗へ。

ぉとー、早いねぇ」
「そうか?」
「え、だって昨日電話で“最初の休憩は三時ぐらい”って言ったら、“三時は厳しいなぁ”って言ってたから」
「…覚えてない」
「覚えてないんだ(笑)」
「つーか、俺、そーとー酔ってたよね?」
「うん。“今日帰れなくなっちゃったんだよ。はるゴメンね、大丈夫?ゴメンね”ってひたすら謝ってたよ(笑)」
「うわぁ」

休憩時間の30分ぐらい、店内をブラブラしながら、色々とお喋りを。

「お店の人たちには“今日ぉ父さんがきます”って言ってあるから(笑)」
「またぁ。やっぱり“えっ、お父さん?”ってなるんだろ」
「うん(笑)」

何点かお買い物。社割が適用された。

ぉ父さんは、ここでも身内ってことだよ」
「いいのかなぁ」

「そろそろ帰るよ」
「ん~、わかった」
「今度…休みの日にはるが早番だったら…(少し躊躇して)迎えに来てあげようか」
「いいの? それ嬉しぃ~」
「ちょっとしたドライブ気分で帰ろう」
「うん」
「じゃ、後半も頑張って」
「うん、バイバイ、ぉ父さん

一年後であれ、一週間後であれ、楽しみを予約できるってのは、とても素敵なコトで幸せなコトだ、と思うのであります。

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