いや~、何の気ナシにSofmapの中古品コーナーを覗いていたら、出会っちまいました。
Coppermine コア のPentium III@733MHz です。
純正クーラー、ヒートシンク欠品で1,886円也(送料・税別)。
実は、ウチにはAOpen AX3S-Proというマザーが余っていて。有効利用したいなぁと思っていたのだけど。ようやくその機会がやってきた、と。
いくらCPUパワーを余り必要としないホームサーバとは言っても、いつまでも旧旧世代のCPUを使ってるのは…ね。それにAX3S-ProはUDMA100まで対応してるから、HDDのパフォーマンスも上がるんじゃねーかと。でもって、ギガビットイーサもパフォーマンスを発揮できるんじゃねーかと。淡い期待を抱いて換装をしてみる。
で、ヒートシンクもファンも無いので、サーマルコンポーネント社のファンレスヒートシンク、85EX60×60も買ってみた。
見て分かるとおり、でかい。ヤニっ箱サイズである。これならCPUファンはいらんだろう。
やっぱり取り付けは少し苦労した。あの、「どこまで力を加えてイイモノやら」っつー、ビビリながらの装着はいつまで経っても慣れないわ。
冷却性能はなかなか。BIOS画面でのCPU温度は32度ぐらい。ただ、高負荷になったときにどれだけ発熱するかわからないので、定格133.3×5.5=733のところを、133.3×4.5=600にして、電圧も1.65Vから1.55Vに下げて使用。これだとBIOS画面で28度ぐらい。電圧はもうちっと下げられそうだけど、試すのがメンドイ(笑)。
で、現在の鯖構成は以下の通り。
Mother | AX3S-Pro | AOpen | 色々と問題アリで投げ売り(6K台)されてたシロモノ |
---|---|---|---|
CPU | Pentium III 733Mhz(Coppermine) | Intel | 133.3×4.5=600MHz@1.55Vで使用 |
冷却 | 85EX60×60 | サーマルコンポーネント | ファンレスヒートシンク |
VGA | RADEON VE | ASKセレクト | ファンレスでメモリ64MB |
Sound | XWave Master | Labway(?) | YMF744チップ(?)。Linux OK |
HDD1 | IC25N015ATDA04 | IBM (HGST) | Travelstar 15GN (9.5mm, 4200rpm, UltraATA/100, 512KB, 流体軸受) |
HDD2 | HDR-MD2A-LE | IO DATA | 3.5“ベイ内蔵ミラーリングユニット。120GB×2搭載 |
Memory | 256MB | PC133 SDRAM | 一枚差し |
CD-RW | 不明 | AOpen | どうせ焼きなんかしないからDVDにしたい… |
FDD | 不明 | 不明 | 普通に2mode |
Case | 不明 | TWO TOP (?) | 記念すべき自作初号機のミドルタワーケース。通称ViP。8年近く経った今でも十分現役 |
LAN | PRO 1000/MT Desktop Adapter | Intel | 眠れる獅子 |
電源 | 鎌力 Rev.B | サイズ | 380W。準ファンレス |
OS | Vine Linux 3.1 | Project Vine | 一番使いやすい |
備考 | RAIDにつないであるHDDは2台ともスマートドライブにIN。ケースファンは背面に1300rpmぐらいの。 |
CPUファンが無くなって、フロントファンも止めたら、すげー静か。まじ静か。たまーに2.5“HDDの「カリカリ」って音が聞こえる。こいつもスマートドライブにぶち込みたいけど、5“ベイが埋まってるんだよねぇ。
せっかくなんで、鯖のOSも変えてみようと思って、カーネル2.6採用のSUSE 9.2やらMomonga 2.0やらFedora Core 3やら試してみたんだけど、どれもしっくりこないので、今まで通りVine Linux 3.1を使うことにした。
肝心の性能は…大差ないかも(泣)。HDDもUDMA5で認識されてるんだけど、20MB/sec ぐらいの転送しかできてないし…。まぁ静かになっただけでも良しとするかぁ。
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