カフカ読了

意味が分からん…。

海辺のカフカ下巻の残りを今日一気で読んだんだけども。う~ん、意味が分からんですよ。現実と妄想とファンタジーと比喩の区別がつかない。最後の方には夢オチが来るんじゃないかとある意味ドキドキだった。

村上春樹の作品を読むのは初めてだったりするんだけども。こういう作風なのか?

時間があればあるだけ、いくらでも読み進められるから、そういう意味では面白く、またキャラクターや物語の展開が魅力的だと言える。しかし、そこかしこに出てくるぼやけた感じの表現が頭を悩ませる。

結局、笛ってなんだったんだよ。
カフカの親父は単にイッちゃってる人だったのか。
なんだよ、サンダーズとか白い物体とか。
ナカタさんの影はどうなっちゃったのよ。
疑問ばかりが残ってる。

そういうのも結局メタファーってことになるんだろうか。この世にある全ての言葉が深い意味を持つわけではないのと同様に、小説の中にある全てのテキストに意味を見いだそうとするのがそもそもの間違いなのか。それとも俺が浅はかなだけか。

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