金曜夜。
 バイト先の人間達―否、仲間達と言うべきか―と飲み会。
 場所は教室(爆)。
 トランプをやりながら罰ゲームと称して一気飲み大会。
 案の定、記憶をなくす。
 覚えているのは、トライアングルロックをコップで一気したこと。
 上善如水をコップで一気したこと。
 ウィスキーかなり濃い水割りをコップで一気したこと。
 飲み比べをしたうちの一人がピシャッたこと。
 なにか教育について熱く語った“らしい”ということ。
そして、そのまま朝方教室の床に転がりガン寝。
 二時頃起き出して、自分だけ別教室で授業の刑。
 当然だが、かなり酒臭かったようだ。
火曜日。
 ひげ剃りを買いに行った。
 7年近く使っていたやつは、もう外刃が欠けてきてしまったのだ。
夜中。
 現代のそれからこと終末の過ごし方をリプレイ。
 ワンクール二時間もあれば読み終わるので、是非諸兄らにもプレイして頂きたい。
 鳥肌ること間違いなし。
 これは紛れもなく「ブンガク」である。
 吾輩は「青少年のための課題図書」に本作品を推薦し、400字詰め原稿用紙4枚程度の感想文を課したいぐらいである。
 なお、事前に坂口安吾と寺山修司の本を読んでおくことをお勧めする。
 っていうか、使用楽曲のトラック18 “即興曲「混沌」”はマヂで秀逸だから聴けよ。
そしてワタクシは今宵も酔っている。
訂正。
終末の過ごし方は「ポエム」である。
 なんてゆーかだな。
 「ブンガク」よりも不明瞭な言葉を以てなお苛烈である。
 俵万智のサラダ記念日に匹敵するぐらいである。
 何が言いたいかと言うと、叙情性を保ちながら具体的なものから抽象性を表現するという点で匹敵するのである。
 ちなみにサラダ記念日、引用したら著作権うんぬんでNGな気もするが良い詩だからと持ち上げて載せる。
この味がいいねと君が言ったから七月六日はサラダ記念日
短歌のリズムに集約された具体性はどうよ?
 そしてそこから溢れてくる抽象性はどうよ?
 すなわち作者にしてみれば愛か戀か知らぬが、その情は個々人の解釈として脳髄にインストールされてしまうわけだよ。
…眠い。
 酔うた。
 酔いはいい。
 酔いは吾にある思考を取り去り。
 吾にある、新たな思考を掘り起こす。
もしも違う時代に生きたなら。
 吾はこうして出てきた酔いによる思考を。
 果たして外へと出すことが叶っただろうか。


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