去年高校受験だった生徒たち、つってもユーリ&マリの二人だけど、それが夢に出てきて。教室で自習してて。
初授業は七時からなのに、二時過ぎには家を出た。年末年始で???をため込んだヤツらが居るんだろうと思って。
なみから休み中に出した作文四本を受け取った。休み前に受け取って添削した作文を返却した。すげー、何か脇にいっぱい書いてあるよーって。アリガトウゴザイマスって。「赤」に感謝感激してた。
ちぃが英語の質問をしてきた。解説の後、思い出したように
 「あ、そうそう。ぉ父さん」
 「なんや」
 「あけましておめでとうございます。今年もヨロシクお願いします」
 「(笑)。あけましておめでとう。今年も残り少ないがよろしく」
ちぃの授業。過去問&予想問題から推測されるレベルの問題演習。残り三回中の一回である今日は二次関数応用。
 「二次関数は最後にしない?」
 「しない」
 「あたし最近は数Aの方が得意なんだ~」
 「よく言うわ。数Aニガテとか騒いどったくせに」
 「前はね。でもさぁ、二次関数って難しいよねぇ」
 「だからやんの」
やってみた。案の定大苦戦。解説中に出たちぃの一言。
 「ウン、なんとなくはわかる。だからちょっと待って」
 しびれた。なんとなくわかるから、もう少し時間をくれと言うのだ、こいつは。
授業後。
 「まずい。ぉ父さん、これはマズイ」
 「予想通りやなぁ。夏はできとったのに」
 「うそぉ。あたし夏コレできてた?」
 「できるようにしたはずなんやけど。(過去の記録を参照しつつ)
 確テNの第M問とか、今のと同じタイプやで」
 「探せばノートあるよ」
 「探してみ。多分コレ(板書)と同じこと書いてるハズ」
 「NのM…。あった。あ~。ホントだ。軸の左とか右とか、同じだ」
 「で、その日の宿題に類題出して、それは正解しとる」
 「そっかぁ…。え~、なんか悔しい。取り戻さなきゃ」
「現文もやんなきゃだし…帰ったら1:2で現文と数学やろ。でも英語もなぁ~。あと10日間徹夜しなきゃいけないカモ…」
 「焦んな。まだ時間はある」
 「ないよ~。あと10日だよ?」
 「気持ちはわかるけどね。でも、1コずつな。ちゃんと理解して積み重ねていかなきゃダメだよ」
あと10日。あと2回。


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