ずっと沈黙してました。
 時々くだらないことをツイート、ってことはありましたが。
 知ったような、評論家のような。
 アレをしよう、コレはダメだ、的なことは避けました。
「知り得ぬことは語り得ぬこと」
 「てめーが言った言葉は、いつかてめーに返ってくる」
 「言うは易し、行うは難し」
そーいうポリシーの俺はネットやテレビの色んな発言にゲンナリでした。
俺の心の中で、こだまが返るんです。
 「東電はもっと◯◯しろよ」って言うならお前が「〇〇しろよ」
 「政府は☆☆すべきだ」って言うならお前が「☆☆しろよ」
 って。
多分みんなずっとMax100点からの減点法で生きてきたから。
 悪いところ、ダメなところに目が行きやすい。
言われる身の立場になってみろっつーの。
 いや、その悪いところやダメなところを許容しろってことじゃない。
簡単なことだよ。
「なんでコレが出来なかったんだ!」
 「コレ出来たのか!すげーなお前!」
どっちが良い効果を生むかねぇ?って話。
スイッチひとつで。
 ボタンひとつで。
 決められない、変えられないこと、沢山あるんだ。
こんな状況だ。
 なんでもかんでも、パーフェクトに思い通りに行くはずがない。
だから、やっぱり。
 「優しく話しかければ、優しくこたえてくれる」
 メディアの取材とか、都知事の発言とか、見てて思うんだ。
行うは難し。


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