『Everyone, Creator』
直訳すれば『みんな、創作者』
見た目も聞こえもいい。
なんか可能性がある感じすらある。
けれど、皮肉にも思える。
なぜなら、このフレーズを決定づける言葉が抜けているからだ。
初音ミクを使って作った作品をChromeでYouTubeにアップして、それをきっかけに…ってストーリーなら。
『Everyone will(can) be a Creator』(誰でもクリエイターになれる)でいい。
さて、この二つの単語をつなぐ動詞(日本語なら述語)は何だろうか。
もしかしら『Everyone criticize a Creator』(みんなクリエイターを批判する)かも知れない。
実際、YouTubeにしても、AppStoreにしても、Android Marketにしても。
「率直」という言葉でしか許されない物言いを目にすることがある。
極めて不愉快になる。
作ること、生み出すことの辛さや苦しさ、それに伴い消費する体力、精神力、時間と金、その他もろもろ。
それを想像して欲しい、何なら味わって欲しい。
そーいう(作る、生む)ことができるからって、ボタンやスイッチひとつでサクッとできてる訳じゃない!
好きだから、好きだけど、楽しいけど、楽しいばかりじゃない!
コメント(comment)のラテン語源は「共に心にかける」らしい。
『Everyone respects a CREATOR』であって欲しい。
今は違っても、いつかそうなって欲しい。
と、思うのであります。
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