夢は深層意識の願望を表すのか?

~改めて読み直すと、かなり恥ずかしく、激しく後悔~

(その夢は、幼なじみ(女)の結婚式に招かれたところから始まる)
(映像はおいらの視点ではなく、あたかもテレビを見ているような感覚だった)

僕は遅刻した。
ちょっと覗いてみると、すでに式が始まっていて、厳粛な雰囲気だったので、中には入らずに扉を閉めた。
会場の外に出て、壁により掛かるように座り込んで煙草に火を着け、空を見上げた。
雲一つない青空ではあるが、雨が降っていた。
まるで、僕の心を代弁するかのように…。

(そこで、目が覚めた(午前5時))
(本来なら、起きて活動を開始するのだが、寒かったし休日と言うこともあって2度寝をした)
(そしたら、夢の続きが始まった)

地元の、小さなお店を貸しきりにして、内輪のパーティというか飲み会が行われていた。
周りにいる人間は中学の頃の同級生ばかり。
僕は旧友たちと酒を酌み交わし、昔話に花を咲かせている。
久しぶりの再開と言うこともあって、話しながら、笑いながら、ひたすらビールをあおってた。
だが、話はほとんど上の空で(しかし声は聞こえてた)、僕は向こうで楽しそうに談笑している幼なじみを見つめていた。
みんなが口々に「おめでとう」を言う中、素直に喜べず、声をかけることが出来ない。
コップの中のビールを飲み干したあと、「タバコ買ってくる」と言って、店の外に出た。

相変わらず雨は降っていたが、僕は傘も差さずにしばらく歩いていた。
やがて、ずぶ濡れになって店に戻ってくるが、入らずに(また)煙草に火を着けて夜空を見上げる。
すると、店の扉が開く音がした。
振り返ると、その幼なじみだった。
二人お店の前に並んで、道行く人々を眺めている。
しばしの沈黙のあと、彼女の方から話しかけてきた。

「何してるの?」
「ん~、別にぃ…」(←無愛想)
「…煙草、体に悪いよ?」
「うん…」(←素直)
(店に)戻ろ?」
「うん…(思いついたように)ああ、そうだ」
「?」(←首を傾げる)
「ちょっと手、出してみ」

僕はポケットから何かを取り出し、彼女の手に乗せる。

「おめでと」
「ふふ、ありがと、マーちゃん」

それは「Bits」という、小さなチョコレ-トだった。

(二人で店に戻って、おいらが後ろ手に扉を閉める映像を最後に、目が覚めた(午前7時))
(喉がカラカラで、飲み過ぎた次の日の朝という感じだった)


恥ずかしいことこの上ない夢である。
念のため言っておくが、おいらはその幼なじみに対して恋愛感情は無い。
さらに言えば、魅力がないとかタイプじゃないとか、そういう事でもない。
幼なじみとはそういうものである。

ちなみに、「マーちゃん」とは、おいらの小さい頃(~幼稚園)のあだ名である。
無論、今現在そういう風に呼ばれることは無い。

何故「Bits」なのか、どうしてポケットに入っていたのか。
かなり謎である。

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